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「桜を見る会」前夜祭歌手が証言(2019年11月16日掲載)

2019/11/16

 今春に安倍晋三首相(山口4区)が主催した「桜を見る会」の前夜祭で歌を披露した東京都板橋区のシャンソン歌手、ケイ潤子さんが15日、中国新聞の取材に応じた。前夜祭は首相の後援会が主催し、運営は首相の事務所のスタッフが携わっていたと述べた。

 ケイさんは首相の後援会員である山口県内の知人から招待されたという。「安倍さんのファンだったので本当に光栄だった」。東京・紀尾井町のホテルニューオータニでの前夜祭で20分間で6曲程度を歌った。出演料はゼロだったという。

 参加者は数百人規模と映った。「すごい雰囲気だった。50〜70代の立派な人が多かった。若い人も結構いた」。後援会側からもらった資料は「17時30分 事務所スタッフ集合」などと書かれ、首相の事務所スタッフが携わっていたという。

 翌日の桜を見る会にも、同ホテルから首相の後援会員たちとともにバスで向かい、首相夫妻と記念撮影したという。来年の中止について「残念。予算などを見直しながら続けてもらいたかった」と語った。

 また、今年の桜を見る会と前夜祭に参加したという下関市議も中国新聞の取材に「前夜祭の会場前の受付には安倍首相の事務所のスタッフがいた」と証言。ただ会費の5千円については「お金を渡したのは顔も知らない人だった。ホテルの従業員かどうかは分からない」と語った。(河野揚、和多正憲)

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