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カープの新星 ドラフト2位菊池涼介内野手(21)=中京学院大 脚力に活路、気負わず(2012年01月19日掲載)

2019/11/26 20:22
「ライナー性の打球を打っていきたい」と打力アップを誓う菊池

「ライナー性の打球を打っていきたい」と打力アップを誓う菊池

 自分の売りを知っている。中京学院大では3番で、本塁打王を2度獲得したリーグ屈指の強打者。だが、「大学に入って飛距離は伸びたが、僕は1、2番タイプ。この世界で飛距離は必要ない」。長打力より、50メートル5秒9の脚力に活路を見いだそうとしている。

 ずっと俊足だったわけではない。高校までは50メートル6秒5。「至って普通の人間でした」。速くなりだしたのは大学に入ってからで、本人も「理由が分からない」と首をひねる。だが、その生かし方は知っている。「スカウトが来ていたらセーフティーバントをやっていた。相手チームからはせこいと言われたけど」と笑う。

 脚力と同様、高評価の守備も大学時代が転機になった。中学は二塁、高校では三塁を守り、遊撃手としてプレーしたのは大学1年の秋から。足の運びや連係プレー、スローイングを一からたたき込まれた。「ショートは守備の要。やったことのないポジションだったし、面白かった」と入れ込んだ。

 成長を実感した場所がある。大学日本代表の選考合宿。「2年の時は全く別世界。それが4年の時は景色が違ったというか、守備では絶対ひけをとってないと思えた」と自信をつかんだ。地方リーグの無名選手に光が当たりだしたのは、このときからだった。

 大学の1年先輩、育成の池ノ内に続く広島入り。「4年の秋はリーグ6位。こんな弱い大学から2年連続でお世話になるとは」と言うが、気負いはない。「自分はこういう選手です、というありのままを見てほしい」。ぶれることなく、自らの売りを押し通す。

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