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海自呉上空で150グラムのドローン無許可飛行疑い 規制法全国初適用で書類送検(2019年11月19日掲載)

2019/12/2 15:34
呉署が押収し、報道陣に公開したドローン

呉署が押収し、報道陣に公開したドローン

 小型無人機ドローンの飛行禁止区域でドローンを飛ばしたとして、広島県警公安課と呉署は19日、広島県安芸郡内の介護職員男性(50)をドローン規制法違反の疑いで書類送検した。県警によると、同法の適用は全国で初めて。

 書類送検容疑は、9月21日午後4時35分ごろ、ドローンなどの飛行が禁止されている呉市幸町の海上自衛隊呉地方総監部の上空で、無許可でドローンを飛行させた疑い。

 県警公安課によると、総監部北側の公園から飛ばし、総監部の敷地内に落下して発覚した。ドローンは撮影機能付きで、総監部の建物の外観や周辺が録画されていた。県警は、コントローラーからの距離が制御範囲の120メートルを超えたため、落下した可能性があるとみている。男性は「禁止区域と知っていたが、練習がしたかった」と供述しているという。

 禁止区域での飛行に対し、警察は重さ200グラム以上のドローンを規制対象に含める航空法を適用して摘発してきたが、今回のドローンは重さ150グラムだったため、200グラム未満も規制するドローン規制法を適用した。2016年3月に施行された同法は今年6月の改正で、防衛相が指定する施設や周囲約300メートルの上空を新たに規制区域としている。呉署の久保道丸警備課長は「ドローンの飛行をする人は十分注意してほしい」と話している。

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