地域ニュース
広島中央署8572万円盗難 「解決遅い」92% 中国新聞社読者アンケート 処分なし「不適切」68%(2018年05月03日掲載)
広島中央署(広島市中区)で広域詐欺事件の証拠品の現金8572万円が金庫から盗まれた事件が8日で発覚から1年になるのを前に、中国新聞社はインターネットで読者対象のアンケートをした。3433人から回答が寄せられ、92・5%が「解決が遅い」と指摘。広島県警が関係者の内部処分をしていないことを「全く適切でない」とする意見も68・4%に上った。
中国新聞の会員組織「ちゅーピーくらぶ」に登録している県内在住の読者たち7万9816人にメールで協力を呼び掛け、4月17〜24日にネットのページ上で答えてもらった。10〜90代の男性2238人、女性1195人が回答した。
「事件が解決していない現状をどう捉えるか」の問いに、3176人(92・5%)が「解決が遅い」、94人(2・7%)が「やや解決が遅い」と回答。「どちらかというとやむを得ない」が51人(1・5%)、「やむを得ない」が38人(1・1%)だった。
「解決が遅い」を選んだ人に理由を聞くと「(金庫がある会計課への)入退室が限られると思うのに1年はおかしい」(東広島市の46歳男性)などと疑問や不満が目立った。県警が内部犯行とみて捜査を進める中、「やむを得ない」を選んだ人からは「内部犯行なら、犯罪(捜査)のプロが用意周到にやったことだから」(広島市中区の84歳女性)と理解を示す意見もあった。
県警は「全容解明ができていない」などの理由から、証拠品の管理などに関係した警察官や職員の内部処分をしていない。この対応が適切かどうかについては、2347人(68・4%)が「全く適切と思わない」と回答。「あまり適切と思わない」が446人(13・0%)と続いた。
この事件に関し県警に望むことも質問。自由記述を含む8項目から上位3点を選んでもらった。2697人(78・6%)が「容疑者の早期逮捕」を選択。1992人(58・0%)が「第三者機関による捜査・調査の検討」、1707人(49・7%)が「記者会見をして捜査状況などを説明する」を望んだ。自由記述では「懸賞金制度を導入する」「警視庁や他県警などに応援を求める」などの意見があった。(加納亜弥、小笠原芳)
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