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廿日市市全小中の始業式2日遅く

2019/12/17

 廿日市市教委が、市内の小中学校全27校の2020年度の始業式を、従来より2日遅らせて4月8日とすることが17日、分かった。年度初めのクラス編成や年間の授業計画の作成などがゆとりを持ってできるスケジュールを確保し、教職員の働き方改革を進める。

 広島県内の大半の市町の教育委員会では、規則で学年始休業日を4月1〜5日と定め、始業式は6日とする。このため1〜5日に土日曜があった場合、年間の授業計画作りなどの準備期間は3日間しかない。多くの教職員は年度初めに深夜まで残業したり、週末にも出勤したりすることが常態化しているという。

 廿日市市教委は今回、学年始休業日を1〜7日と2日間延ばすことを教育委員会会議で決定。17日の校長会で説明した。これにより、平日の5日間を準備期間に充てられる。授業の構成や、個々の生徒に合う指導法を考える時間ができ、新任の教職員への指導などもしやすくなるという。

 始業日を遅らせる一方、市教委は夏休みの最初か最後などに授業時間を補うよう各校に促す。夏休みを一律に短縮するのではなく、各校長の裁量に任せることで、独自性のある授業を作ってもらう狙いもある。

 市教委学校教育課の岡寺裕史課長は「教職員が子どもたちにしっかり向き合える環境づくりを進めたい」とする。始業式を遅らせる試みは安芸高田市教委が18年春に実施している。(東海右佐衛門直柄)

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