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死亡事故の現場に念願の信号機 児童の登校見守り中の男性が犠牲の交差点(2017年12月26日掲載)

2019/12/18 15:52
事故が発生した交差点に設置された押しボタン式の信号機

事故が発生した交差点に設置された押しボタン式の信号機

 島根県益田市久々茂町の国道191号交差点で横断歩道を渡っていた集団登校の児童に飲酒運転の軽トラックが突っ込み、見守り活動をしていた近くの男性=当時(73)=が死亡した1月の事故を受け、県警は現場の交差点に信号機を設置し、25日に運用を始めた。

 益田署によると、片側1車線の交差点は緩やかな坂のカーブになっており、見通しがよくない。ドライバーが遠くからでも見えるように押しボタン式の信号機を計3基設けた。

 信号機設置は2008年、地元の豊川地区連合自治会などが市へ要望。事故後、再び設置を求める声が強まり、同自治会などが県警などへ再要望し、県公安委員会が9月、設置を決めた。

 男性は1983年、当時小学2年の次女を交通事故で亡くしていた。十数年前に孫が小学校に進学したのを機に見守り活動を始め、卒業後も続けていたという。同自治会の会長(68)は「関係者の協力で設置が実現した。今後も安心安全な地域づくりに向けて取り組む」と話している。(根石大輔)

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