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原爆資料館でローマ教皇フランシスコのメッセージ公開(2019年12月27日掲載)

2020/1/4 16:55
ローマ教皇が書き残したメッセージ

ローマ教皇が書き残したメッセージ

 原爆資料館(広島市中区)は27日、ローマ教皇フランシスコが11月に平和記念公園(中区)を訪れた際に書き残したメッセージと、「平和のための集い」で使用したキャンドルの展示を始めた。資料館は「教皇の平和への思いに触れ、自ら考えるきっかけにしてほしい」としている。

 メッセージは折り鶴を再生したA4判の紙に英語で記されている。「私は平和の巡礼者として訪れた。この地の歴史におけるあの悲惨な日に、傷と死を被った全ての人を、連帯をもって悼む」などとつづる。

 集いで使った赤いキャンドル(高さ22センチ)と真ちゅう製の燭台(しょくだい、同115センチ)も一緒に展示。東館1階の情報コーナーで、オバマ前米大統領から贈られた折り鶴の展示ケースの隣に設置した。

 愛知県岡崎市の公務員鈴木武さん(65)は「館内の展示で原爆の悲惨さがよく分かった。その上で教皇のメッセージに触れられるのは意義深い」と話していた。

 教皇は11月24日、教皇としては38年ぶりに広島を訪問。集いでは、原子力の戦争への使用を「犯罪」と断じるなど、核兵器廃絶を訴えるメッセージを発した。(明知隼二)


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  • 原爆資料館が公開を始め、ローマ教皇が平和のための集いで使用したキャンドル(左手前)とメッセージ

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