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桜を見る会の来場者、第2次安倍政権で急増 1953〜2005年は小規模 1万人超え2度だけ(2019年12月28日掲載)

2020/1/5 23:17
桜を見る会の来場者数が書かれた内閣府の公文書

桜を見る会の来場者数が書かれた内閣府の公文書

 首相主催の「桜を見る会」を巡り、1953〜2005年の来場者数が書かれた公文書が、国立公文書館つくば分館(茨城県つくば市)に保管されていることが分かった。1万人を超えたのは2度だけで、最多は99年の1万1206人。安倍晋三首相(山口4区)が主催し、政府が来場者数を公表している2014〜19年より小規模だったことが裏付けられた。

 ▽1万人超え2度だけ 第2次安倍政権で急増

 桜を見る会は52年以降、歴代首相の主催でほぼ毎年、4月に新宿御苑で開かれてきた。内閣府は13年以前の来場者数について「記録がない」などとして公表していない。

 国立公文書館が中国新聞などの申請を受けて公開したのは、06年2月28日の閣議で配布された内閣府資料。タイトルに「『桜を見る会』開催日及び入苑者数調」と書かれ、毎年の開催年月日と来場者数の表が記載されている。

 小渕恵三元首相主催の99年が最も多く、1万1206人だった。2番目が橋本龍太郎元首相の96年の1万95人、3番目が宮沢喜一元首相の93年の8746人だった。

 少ない順で1、2番目は、いずれも鳩山一郎元首相の56年の666人、55年の710人。吉田茂元首相の53年が3番目に少なく、980人だった。

 橋本、宮沢氏以外の中国地方選出では、池田勇人元首相の61〜64年に1095〜2362人で推移。竹下登元首相の88、89年はいずれも7千人台。安倍首相の大叔父の佐藤栄作元首相の65〜72年は2980〜5074人だった。

 そのほか田中角栄元首相の73、74年、大平正芳元首相の79、80年はいずれも5千人台。中曽根康弘元首相の83〜87年は6405〜8091人だった。

 52年と66年は「記録が保存されていないため入苑者数は不明」と書かれている。また60年は「安保騒動のため中止」、95年は「阪神・淡路大震災のため中止」と記載されている。

 05年以前は緩やかな増加傾向で推移している。これに対し、第2次安倍政権になって以降、13年の人数は明らかになっていないものの、14年の約1万3700人から19年に約1万8200人へ急増。野党は、首相が後援会関係者を多く招き私物化したと追及している。(河野揚)


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