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徳山動物園のツヨシ 困ったポーズでブレーク(2019年04月13日掲載)

2020/1/11 18:39
レーコに餌を取られ頭を抱えるツヨシ(2005年)

レーコに餌を取られ頭を抱えるツヨシ(2005年)

 「ツヨシ」を知っていますか―。

 悩むように前足で頭を抱える「困った」ポーズでブームを巻き起こした徳山動物園(周南市)の雄のマレーグマ。ユニークなしぐさを一目見ようと、全国から来園者が押し寄せた。

 「ウォーン」。すっくと立ち上がり、前足で抱えた頭を揺さぶる。姉さん女房のレーコに餌を取られると、見せたのがこのポーズ。さながら家庭で尻に敷かれた世の男性の悲哀を感じさせ、おりの前では笑いが起こった。CMデビューを果たした2005年は、前年より約4万人多い26万人が来園した。

 06年にレーコが他界。翌年、孫ほど年が離れたマーヤと再婚する。

 ツヨシは現在31歳。人間なら90歳を超え、国内で飼育されている23頭のマレーグマで最高齢だ。果物やパンなどを細かく刻んだ餌を食べ、一日の大半を獣舎の岩の上で寝そべって過ごす。若妻と甘い生活を送っているのか最近は餌を取られることもなく、困ったポーズを見せることはない。

 のんびり余生を過ごすが、人気は健在。園が毎年開く誕生会は多くのファンでにぎわう。お得意のポーズを再現した木製彫刻(高さ約1・3メートル)も昨年、園内に登場した。「ツヨシ、一日でも長生きしてね」。担当飼育員の久保統生さん(26)が優しく見守る。

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  • おりの前にはツヨシ目当ての来園者で人だかりも(2005年)
  • 顔に深いしわを刻み、マーヤの後を追うツヨシ

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