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転落の男子生徒、40度近い高熱 インフルエンザ療養中 専門家、薬服用後も「安心しないで」(2019年12月12日掲載)

2020/1/12 16:15

 インフルエンザだった中学の男子生徒が広島市内の自宅の高層マンションから転落死した事故で、男子生徒に40度近い高熱があったことが11日、分かった。子どもや未成年のインフルエンザ患者の異常行動は、発熱から2日以内に出ることが多く、専門家は見守りの徹底を呼び掛けている。

 関係者によると、男子生徒は事故当日の10日、学校を休んで自宅にいたが、自らベランダから転落して死亡した。インフルエンザの治療薬を服用していた。

 厚生労働省の研究によると、昨季(2018〜19年)に飛び降りる、急に走りだすといった異常行動をしたインフルエンザ患者(4〜18歳)の報告数は72件。治療薬を服用した患者がいる一方、服用していない患者もいた。最高体温の平均は39・2度だった。

 もり小児科(広島市南区)の森美喜夫院長は子どもに高熱が出ると、異常行動を起こす「熱せん妄」が出ることがあるとし「毎シーズン、受診する子どものうち数人程度は異常行動の相談がある。窓や玄関を施錠し、親が近くで目を離さないことが大切」と話す。

 広島県内では11月22日、昨季より5週間早くインフルエンザ注意報が出ている。県感染症・疾病管理センターの桑原正雄センター長は「子どもが薬を飲んで寝た後も安心せず、発熱から最低2日間は注意してほしい」と訴えている。

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