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広島に初の女子中学ラグビークラブ 競技人口増目指す

2020/1/25
元社会人ラグビー選手らから指導を受け、練習に励む「広島ドルフィンズ」のメンバー

元社会人ラグビー選手らから指導を受け、練習に励む「広島ドルフィンズ」のメンバー

 昨秋のラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会の盛り上がりを追い風に、広島県内で初めて、女子中学生を対象としたラグビーのクラブチームが誕生した。ジュニア世代から県内で競技に取り組める環境を整え、競技人口の拡大を目指す。「7人制で県単独チームを結成し、いずれは全国大会出場」と思い描く。

 チーム名は「広島ドルフィンズ」。社会人のマツダや中国電力のOBが指導し、現在4人が広島市内で楕円(だえん)球を追う。女学院中1年の神辺菜花さん(12)は「接触の練習ができてうれしい。大会で活躍したい」と笑顔を見せる。場所を変えながら月8回の練習を続ける予定で、小学校高学年の練習生を含め、県内外からメンバーを募集中だ。

 2015年に発足した県唯一の女子チーム「ひろしまラガール」は国体を目指す高校生以上が中心。同チームや他クラブで男子と共に活動する女子中学生は試合の機会が限られ、競技を離れるケースも多かった。昨年の7人制全国大会予選は中四国合同チームで出場。関係者の危機感や強化を望む声が後押しし、結成に至った。

 昨秋、県協会が初めて実施した女子小学生チームの試合に約30人が参加するなど、下地はある。宮本博史代表(45)は「主体的に活動できる場をつくり、大人まで競技を続けられるようサポートしたい」と見据えた。(西村萌)

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