地域ニュース
JR広島駅ビル建て替え本格着手 2階には広島電鉄が高架で乗り入れ 25年春の開業を目指す(2019年12月06日掲載)
2020/1/26 12:57
JR西日本(大阪市)は6日未明、2025年春の開業を目指す広島駅ビル(広島市南区)で、建て替えに向けた工事に本格着手した。現在の駅ビル「広島アッセ」と一部で一体となっているホームの屋根を撤去するため、仮囲いを設置。新しい駅ビルの開業まではホームが狭くなるため、支社は「安全最優先で工事を進めていく」と理解を求めている。
仮囲いを設けるのは、山陽線岩国方面行きが停車する1番ホーム。約250メートルにわたり、高さ2・5メートルの囲いを20日までに順次設置し、自動販売機やベンチは撤去する。新たに独立した仮の屋根を設けた上で、アッセに張り付く形の現在の屋根を取り去る。
作業は6日未明、営業終了後にスタート。作業員約10人が、金属パイプで約10メートルにわたって骨組みを造り、メッシュ状のフェンスを固定していった。
仮囲いは25年の新駅ビル開業まで外さない見通しで、ホームの幅は、車両が止まる範囲では最も狭い箇所で3・2メートルとなる。当面は誘導員を配置するなどして安全の確保に努める。JR西日本広島駅ビル工事所の田原潤一係長は「5年の長期にわたる工事で迷惑を掛けるが、理解をお願いしたい」と話した。
新駅ビルは地上20階、地下1階。商業施設やホテル、シネコン(複合映画館)が入る。2階部分には広島電鉄の駅前大橋線が高架で乗り入れ、路面電車のホームとなる「交通広場」ができる。現在のアッセは来年3月末に閉館。新幹線高架下では商業施設「ekie(エキエ)」が今年10月に完成し、駅ビル閉館中の集客の受け皿を目指す。(加納亜弥、明知隼二)
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