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広島高速理事長「けじめつける」

2020/1/26 14:31
辞令を受け取った後、知事室を後にする石岡氏

辞令を受け取った後、知事室を後にする石岡氏

 広島高速5号二葉山トンネル(広島市東区)の事業費が大幅に増えた問題などの責任を取り、31日付で退く広島高速道路公社(東区)の石岡輝久理事長が27日、広島県庁で湯崎英彦知事から辞令を受け取った。その後の中国新聞の取材に、このタイミングで辞任する理由について「事業の継続性が見えたので、けじめをつける」と説明。幕引きを図る意図は否定した。

 石岡氏は朝に知事室を訪ね、辞令交付式に臨んだ。終了後、取材に応じた石岡氏によると、石岡氏は「ご迷惑をかけしました」と頭を下げ、湯崎知事は「ご苦労さまでした」との言葉をかけたという。

 公社が辞任を発表した26日の記者会見に出なかった理由は「辞意は11月に表明しており、事務的な処理だと思っていた。私がつらいから出なかったわけではない」と釈明した。不可解な工事契約には今も疑問の声が出ているが「第三者委員会の調査など、できることはした」として、追加調査などは不要との考えをあらためて表明した。

 今回の辞任で問題の幕引きを図ったのではないかとの指摘には「これで幕引きではない。公社が信頼の置ける団体となるよう、今後に引き継ぎたい」と強調した。石岡氏の後任は当面、不在となり、向井隆一副理事長が職務を代行する。(樋口浩二)

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