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国交省、新計画を許可 「二葉山」増額の広島高速

2020/1/24 14:32

 広島高速5号二葉山トンネル(広島市東区)の事業費が大幅に膨らんだ問題で、国土交通省は事業費増を盛り込んだ新たな整備計画を23日付で許可した。工事契約の不備などを受け、5号の事業費は310億円増の1259億円となる。計画が復活した高速2号との連結も含めて、2024年度末の完成を目指すスケジュールも定まった。

 事業主体の広島高速道路公社(東区)が昨年12月19日、公社に出資する広島県と広島市の両議会が計画変更に同意したのを受けて、許可を申請していた。

 受注業者との不適切な価格交渉などに批判が噴出した二葉山トンネル西側の掘削工事の事業費は、103億円増の303億円となる。増額のうち契約の不備に起因するものが87億円を占め、残る16億円は労務費の上昇などが影響した。

 高速2号との連結は、連結路の整備などで167億円を充てる。採算性が見込めないとして、06年に先送りした計画が復活。JR広島駅周辺と東広島、呉市方面のアクセス向上を図る。

 連結は24年度、5号単体では従来より2年遅い22年度の完成を目指す。公社企画調査課は「新たな整備計画に基づき、必要な事業費を国や県、広島市などから確保する」としている。(樋口浩二)

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