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広島市、旧中島地区で追加発掘 前回調査の東側(2019年08月22日掲載)

2020/1/28 23:42
発掘調査のためフェンスを設置する作業員たち。奥は原爆資料館

発掘調査のためフェンスを設置する作業員たち。奥は原爆資料館

 平和記念公園(広島市中区)地下に残る旧中島地区の被爆遺構を巡り、市は21日、原爆資料館東館の北側の緑地帯で追加の発掘調査を始めた。5〜7月の前回調査では、住居跡とみられる焼け跡などが出土。今回は調査範囲を広げ、当時の住居と道路の境界などを確認する。

 前回調査では、住居の畳や床板が焼けて炭化したとみられる跡や、倒壊した壁土が熱で変色した焼土層などが出土した。今回はその東側約25平方メートルを掘り、被爆前に商店や住居が並んでいた「旧天神町筋」との境界を確認する。必要に応じ、南北に調査範囲を広げる。

 この日は、市の委託業者が金属製のフェンスで作業現場を囲った。実際の発掘作業は9月2日に始め、同月下旬に終える。市民向けの現地見学会も予定する。市は2020年度の遺構の展示公開を目指している。(明知隼二)

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