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バルコニー喫煙所全廃 山口県庁 仕事合間の一服 もう駄目!? 7月から 勤務時間は実質禁煙(2019年05月29日掲載)

2020/1/30 22:19
県が廃止する県庁本館のバルコニーの喫煙所。昼休憩に一服する県職員たち

県が廃止する県庁本館のバルコニーの喫煙所。昼休憩に一服する県職員たち

 31日の世界禁煙デーを前に、山口県は7月から県庁本館のバルコニー7カ所の喫煙所を全廃すると決めた。敷地内の喫煙所は来庁者に配慮し一部残すが、県職員はこれまでのように仕事の合間に軽く一服するのが難しくなり、事実上の勤務時間内の禁煙となりそうだ。

 行政機関の受動喫煙対策を強化する改正健康増進法が7月に施行されるのを機に決めた。敷地内の屋外喫煙所は7カ所から4カ所に減らす。併設する県議会8カ所と県警の1カ所は県に管理権がなく撤去の方針はない。いずれも屋内は既に全面禁煙だ。

 県は、2003年に本庁舎を全面禁煙とした際、バルコニーは「屋外扱い」と判断。数は減らしながら愛煙家の職員への配慮からか7カ所残していた。勤務時間中の禁煙などは定めないが、高層階の職場の職員が敷地内の喫煙所まで行こうとすれば往復10〜15分はかかる。そのため、平屋隆之総務部長は「実際には昼休憩や就業後にしか吸えなくなるだろう」と話す。毎日バルコニーで紫煙をくゆらせる土木建築部の渡辺隆之次長は「職場のある11階で吸えていたので正直つらい」と表情を曇らせた。

 改正健康増進法は行政機関の庁舎は敷地内も禁煙としているが、防止措置をすれば屋外の喫煙所の設置は可能。県は残す4カ所をロープで囲うなどして受動喫煙を防ぐ。改正法はまた、当初は全面禁煙だった議会棟の屋内喫煙を政府与党の反発で例外的に認める。そのため広島県議会、広島市議会は抜け道で議員控室での喫煙を今後も続ける。(佐藤正明)

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