地域ニュース

岩国に武道館建設へ 山口県、基地再編交付金を活用

2020/2/18
岩国運動公園のA地区(奥左)。道路を挟んで右側がB地区

岩国運動公園のA地区(奥左)。道路を挟んで右側がB地区

 山口県は18日、岩国市に県立武道館を建設する方針を明らかにした。米軍岩国基地の再編に伴う県への交付金を活用し、2020年度から施設整備の基本計画を策定する。県に整備を求めてきた市は同市平田の岩国運動公園を予定地に提案。県は計画を基に具体的な施設概要や着工時期などを決める。

 武道館は福田良彦市長が2018年6月、「市内に全国大会開催に必要な規模、基準を満たした施設が十分にない」として村岡嗣政知事に要望書を提出。県が調査検討を進めていた。

 市の提案では、岩国運動公園の未整備エリアB地区(45・2ヘクタール)の北側(市有地)の一角に武道館を新設。柔道や剣道などの道場のほか、ハンドボールなどの球技も可能な仕様を想定している。近接するA地区(15・9ヘクタール)には総合体育館もあり、県東部のスポーツ拠点としたい考えだ。

 市の要望を受け、県はB地区での整備に向けた基本計画を策定する方針。米軍再編に伴い基地負担が増える県への交付金を整備費に充てる。25日開会の県議会定例会に関連費約1900万円を盛り込んだ一般会計当初予算案を提出する。

 一方、県は11年に建設した下関市の県立下関武道館は財政難を理由に同市への移管を検討している。岩国市への武道館整備の必要性について、村岡知事は「県東部には大規模な大会を誘致できる施設がなく、地元ニーズも大きい。運営の仕方は基地交付金を活用しつつ市と調整したい」と説明している。(和多正憲)


この記事の写真

上記の写真をクリックすると拡大して表示されます。

  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

同じ日のニュースの記事
一覧