地域ニュース

広島でも新型肺炎で催し中止や延期 厚労省文書の影響も

2020/2/21

 新型コロナウイルスによる肺炎の拡大を受け、広島都市圏でも今週末以降のイベントの中止・延期が相次いでいる。厚生労働省が20日夜、主催者向けに開催の必要性の再検討を要請する文書を発表したのを受けて中止を決めたケースも。感染拡大に終息のめどが立たない中、イベントの中止・延期の動きは拡大しそうだ。

 広島ガス(広島市南区)は21日、マエダハウジング東区スポーツセンターで24日に開く予定だった「アスリートフェスタ」の中止を決めた。

 同社スキー部でソチ五輪スノーボード女子パラレル大回転の銀メダリスト竹内智香さんやバドミントン元日本代表の小椋久美子さんを招いたトークショーなどに約250人の参加を見込んでいた。厚労省の文書で「屋内で参加者が密集する状況はリスクが高い」と指摘されたため決断したという。

 同社広報環境室の山田淳子室長は「創立110周年事業の一環だったが残念。楽しみにしていた人に申し訳ない」と声を落とす。

 同センターでは、22日に予定されていたサッカー元日本代表の北沢豪さんを招いた障害者サッカーの交流会も延期になった。

 タクシーやハイヤー事業を手掛けるつばめ交通は、東区の本社車庫で地域住民に餅を振る舞う23日の感謝祭を延期。開放的な会場だが、参加者にお年寄りが多いことを考慮した。

 広島県熊野町は、3月22日に町民会館で予定していた「大人数で行う絵手紙教室」を延期。中学生たち約300人が一斉に絵手紙を書き、ギネス世界記録に挑むイベントだった。宗條勲総務部長は「終息する時期を見極めながら慎重に開催時期を考える」と話した。(藤田龍治)

  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

同じ日のニュースの記事
一覧