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江田島海自カレー、地元学校給食に 4月から第2金曜

2020/2/27
海自第1術科学校の丸澤学校長(奥右)と江田島海自カレーを味わう児童

海自第1術科学校の丸澤学校長(奥右)と江田島海自カレーを味わう児童

 海上自衛隊公認の「江田島海自カレー」が27日、江田島市内にある市立小中学校10校と、呉特別支援学校江能分級の給食で提供された。4月から、海自の習慣にちなみ毎月第2金曜の給食に出る定番メニューになる。学校給食のメニューが、海自カレーと認定されるのは全国で初めて。

 海自第1術科学校(広島県江田島町)が監修したビーフカレーで、揚げた大豆やオリーブオイルで炒めたちりめんをトッピング。隠し味にチョコレートを加え、子どもが食べやすいよう辛さを抑えた。海自カレーの提供事業所に認定された市教委学校給食共同調理場が約1300食分を調理した。

 この日、江田島町の江田島小で式典があり、第1術科学校の丸澤伸二学校長が明岳周作市長に認定証を手渡した。その後、教室に移動し、児童たちと海自カレーを味わった。丸澤学校長は「職場で食べる味が再現できている」と評価。6年中元隆宏君(12)は「いつもの給食よりおいしい。中学校でも食べられるので楽しみ」と頬張っていた。

 食を通じて児童・生徒に地元への愛着を育んでもらおうと、市が第1術科学校に協力を依頼した。長期の洋上勤務のある海自では、曜日を忘れないよう金曜にカレーを食べる習慣があり、給食も毎月第2金曜に出すことにした。

 江田島海自カレーは市と海自、市商工会が、ご当地グルメとして開発。昨年10月から市内の飲食店4店で販売している。同じく海自施設のある呉市や神奈川県横須賀市などでも「海自」「海軍」を冠したご当地カレーが普及している。(三浦充博)

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