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懸賞金で情報増加 廿日市女子高生殺害 3ヵ月で142件 遺族「さらなる協力を」(2007年06月05日掲載)
2020/3/2 20:07
2004年10月に広島県廿日市市上平良の廿日市高2年北口聡美さん=当時(17)=が自宅で刺殺された事件で、遺族が犯人逮捕につながる有力な情報提供に懸賞金を設けた今年3月以来、廿日市署などに寄せられる情報件数が増えている。5月までの3カ月で計142件。遺族は「さらなる協力を」と呼び掛けている。
懸賞金を設けた3月に寄せられた情報は88件で昨年同月の12倍。聡美さんの三回忌で報道が集中した昨年10月の76件も上回った。4、5月も昨年同月の3―6倍に当たる20件台で推移している。
廿日市署などによると、寄せられた情報は容疑者の似顔絵に関するものが多い。「よく似た人物を街で見かけた」など漠然とした情報が目立ち、県警捜査本部は聞き込み捜査を続けている。
懸賞金は、事件直後には月300件を超えた情報が次第に減ったため、事件への関心を再び高めて早期解決をと、聡美さんの父忠さん(49)らが資金300万円で設けた。
忠さんは、安全安心に関する講演活動などのたびに、懸賞金を紹介するビラを配る。講演を聞いた人が配布を手伝うなど、支援の輪も再び広がってきた。忠さんは「多くのみなさんの協力が本当にありがたい。当時のことをもう一度思い起こし、情報を寄せてほしい」と呼び掛けている。 #廿日市女子高生刺殺事件
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