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因島総合病院、4月から夜間救急受け入れ中止 国指摘受け機能再編

2020/3/17
夜間救急患者の受け入れ終了を張り紙で伝える因島総合病院の玄関

夜間救急患者の受け入れ終了を張り紙で伝える因島総合病院の玄関

 尾道市の公的病院「因島総合病院」が4月から、因島では唯一担ってきた夜間救急患者の受け入れをやめることが17日、分かった。厚生労働省が再編・統合の議論が必要として病院名を昨年公表した424病院の一つ。広島県医療介護計画課によると、厚労省の指摘を受けて病院機能を実際に再編したケースは県内で初めてとみられる。

 病院を運営する日立造船健康保険組合が決定し、17日に院内に掲示した。

 4月からは午後5時から翌日午前9時までは、救急車の受け入れをストップする。外科は土日の受け入れを取りやめ、平日のみの日中(午前9時〜午後5時)に縮小する。救急車以外で訪れる急患も時間を限定する。内科は午前9時から午後10時まで、外科は救急車の受け入れと同じく平日午前9時から午後5時までとなる。

 因島総合病院は、尾道市の因島・瀬戸田両地域と愛媛県上島町の計約3万7千人を中心に2次救急を担う。同病院によると、2018年度に受け入れた救急車は618台で、うち424台が時間外(休日と平日夜)だったという。

 橋本洋夫院長は「厚労省の指摘を踏まえた、苦渋の決断。患者には迷惑を掛けるが、できる限り日中早めの受診をしてほしい」と話している。(神田真臣)


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