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新型コロナ、ドライブスルー検査 鳥取県、4月下旬から導入

2020/4/9
記者会見で、PCR検査のドライブスルー方式について説明する平井知事

記者会見で、PCR検査のドライブスルー方式について説明する平井知事

 鳥取県の平井伸治知事は9日の記者会見で、新型コロナウイルス感染症が拡大した場合に備え、4月下旬にもドライブスルー方式とウオークイン方式のPCR検査を導入する方針を示した。医療現場と切り離し、医師の負担軽減につなげる。1回ごとに防護服を着脱する手間も減る。検査は従来通り、医師が必要と判断した場合に実施する。都道府県レベルでは全国初という。

 県内3カ所の医療機関や保健所の駐車場で実施する方向。車に乗ったまま、窓越しに鼻の奥からの検体を採取する。ウオークイン方式はウイルスが外に漏れない陰圧テントを設ける。検体は県衛生環境研究所(湯梨浜町)か鳥取大医学部付属病院(米子市)に送る。

 県は、症状は軽微だが感染拡大地域を訪れた人なども含め、医師が必要と判断したPCR検査を全て受け入れている。8日までで263件で、全て陰性だった。一方、くしゃみで飛沫が散り、医師の感染や院内感染につながるリスクが課題だった。

 県は軽症、無症状者向けの宿泊施設も約300室確保。県医師会や県看護協会と連携し、医師と看護師が巡回や常駐する態勢を整えた。既に感染者向けの病床を全国屈指の265床確保している。(小畑浩) 

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