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応援歌、広島へカープへ 地元ミュージシャン45人「団結 みんなに勇気を」

2020/4/15 21:03
収録に参加したミュージシャンたちと応援歌を確認する数井さん(中)

収録に参加したミュージシャンたちと応援歌を確認する数井さん(中)

 大変な時だからこそ団結し、みんなに勇気を届けたい―。広島のミュージシャンたちが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受ける地域と広島東洋カープへの応援歌「RED BLAZE(赤い炎)」を制作した。専用ホームページ(HP)で無料公開を始め、近くCD発売も予定する。

 「風が吹いても雨が降っても決してそこから逃げたりしない」「想(おも)いひとつに行こう」。4分46秒の応援歌は、苦境に立たされる人にエールを送る。真っ赤に染まるマツダスタジアム(広島市南区)の場面を織り交ぜ「挫(くじ)けそうな時にはいつも君がそばにいる」「心の中には熱く燃える赤い火がある」と随所にカープ愛をにじませた。

 応援歌作りを企画したのは、東区で音楽スタジオを経営する数井政彦さん(54)。感染拡大で市民生活や地域経済は大きな打撃を受け、プロ野球の開幕時期は見通せない。ミュージシャンの多くもコンサートの中止や延期に見舞われている。数井さん自身、2、3月に入っていた婚礼や音楽ライブでの音響の仕事が30件以上キャンセルになった。

 「ただ手をこまねいて終息を待つのではなく、できることをしたい」と自ら応援歌を作曲。県内を中心にプロのミュージシャンたちに声を掛け、45人が賛同した。参加者の言葉や思いをつなぎ合わせて歌詞を練り上げ、3月中旬から自身のスタジオで収録を重ねた。

 原爆投下5年後に創設され、復興の象徴となったカープ。球団と地域は支え合いながら歩んできたと数井さんは思う。「音楽を通じ、今度は自分たちがカープと地域を元気づけたい」と力を込める。専用HPのアドレスはhttps://www.redbz.net/(山成耕太) 

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