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中国地方で初の死者 新型コロナ、三次の80代女性【動画】

2020/4/19

中国地方初の新型コロナウイルスによる死者が出たと発表する湯崎知事(19日午後9時29分、撮影・河合佑樹)

 広島県は19日、新型コロナウイルスに感染し、入院していた三次市の80代女性が死亡したと明らかにした。同市ではデイサービス施設を中心とした35人のクラスター(感染者集団)が発生していた。中国地方5県で新型コロナの感染者が亡くなるのは初めて。また、県と福山市は、それぞれ新たに1人の感染者を公表した。県内での感染確認は計132人となった。

 県庁で緊急の記者会見をした湯崎英彦知事は「緊急事態宣言の対象となり、感染拡大防止に取り組んでいる中での初の死亡で大変重く受け止めている。県民は不安を感じていると思うが、一人一人の行動が新型コロナのまん延防止につながると理解し、協力をお願いしたい」と述べた。県は外出自粛の徹底を呼び掛け、店舗、施設へは22日から5月6日までの休業要請をしている。

 県によると、女性は4月前半に県内の感染症指定医療機関に入院していた。病状の経過や持病の有無、利用した介護サービスは遺族の意向で公表しないという。

 三次市では37人(居住地非公表の1人を含む)の感染が確認されている。うち35人がデイサービスセンター水明園と市内の別の介護事業者が関わるクラスターで、70〜90代の同園の利用者23人とその家族たちが感染した。

 福山市によると、感染が分かったのは市内の40代会社員男性。16日に37・3度の発熱があり、16、17日に市へ相談。18日に帰国者・接触者外来を受診し、19日に陽性と判明した。濃厚接触者は同居家族。市内の感染者20人との関連はないとみられる。県はもう1人の感染者について、詳細は非公表とした。今後、保健師が連絡を取り、同意を得られれば公表するという。(岡田浩平、吉原健太郎、東谷和平) 

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