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福山の民家にサソリモドキ 中国地方に生息例なし (2013年10月23日掲載)

2020/5/16 17:04
山口さんが捕まえたサソリモドキ

山口さんが捕まえたサソリモドキ

 サソリに似たクモの仲間のサソリモドキ1匹が福山市内の民家で見つかった。猛毒はないが、興奮すると尾の付け根から刺激臭のある酸性の液を出す。環境省中国四国地方環境事務所(岡山市北区)によると、中国地方での生息は確認されておらず、観賞用が逃げ出したか、熱帯性の植物に付いてきたのではないかという。
 見つけたのは福山市春日町の主婦山口敏恵さん(60)。21日午前1時ごろ、自宅2階に向かうため階段を上っていた際、隅で動いていた。黒色で体長約12センチ。「初めて見た。どこから入ってきたのか」と驚いていた。広島市東区の市森林公園昆虫館に送った。
 環境事務所によると、九州本土の一部や沖縄など熱帯から亜熱帯に生息するが、最近は観賞用で飼育されるケースもあるという。
 サソリモドキはことし、香川県綾川町と高松市のいずれも民家で発見された。瀬戸内むしの会(高松市)の出嶋利明会長(62)は「温暖化の影響も考えられる」と指摘した。(渡部公揮)

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