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カープロード、歩道広く 混雑解消へ広島市計画、25年春目指す

2020/5/21
マツダスタジアムに向かうカープロード(広島市南区)

マツダスタジアムに向かうカープロード(広島市南区)

 広島市は21日、南区のJR広島駅南口とマツダスタジアムを結ぶ通称「カープロード」の一部区間で歩道を広げる計画を明らかにした。広島東洋カープの試合がある日を中心に混雑しており、歩行者の安全を確保する狙い。道沿いに飲食店が並び、多くのカープファンで混み合う現状を改善する必要があると判断した。2025年春までの完成を目指す。

 歩道を拡幅するのは、駅南口近くの再開発ビルエキシティ・ヒロシマ東側からマツダスタジアムに上がるスロープまでの市道約400メートル。計画では市道全体の幅を現在の10メートルから13メートルへ広げる。歩道部分は北側が3メートルから5メートルに、南側が1・5メートルから3メートルになる。

 本年度は球場に近い東側の約110メートルを施工する。残りの区間を着工するためには、JR西日本から市道北側の約700平方メートルを購入する必要があり、これから協議を本格化させる。

 市は歩道拡幅とは別に、JR山陽線愛宕踏切のある県道をまたぐ歩行者専用橋(長さ110メートル)の整備も進めている。エキシティ・ヒロシマ2階のデッキにつながる西側の約70メートルは今年3月に完成済みで、今後は県道をまたぐ40メートルの建設に入る。エキシティのデッキは、25年春に開業予定の新駅ビル2階とつながる。

 市はこの日の市議会建設委員会で、歩道の拡幅と歩行者専用橋の整備計画を示した。総事業費は約18億円で、うち約8億円は国の補助を見込んでいるという。

 市によると、カープロードは試合開催日に約1万2千人が行き交う。市街路課は「周辺ではマンションや結婚式場が完成し、新たなにぎわいが生まれている。安全で快適な環境をつくりたい」と説明している。(新山創)

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