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保育所・児童クラブに貸し出し 広島県立図書館の本を身近に

2020/5/26
江波児童館放課後児童クラブで、県立図書館から届いた本を選ぶ小学生

江波児童館放課後児童クラブで、県立図書館から届いた本を選ぶ小学生

 広島県立図書館(広島市中区)が、県内の保育所や放課後児童クラブに蔵書を貸し出し始めた。1回の貸し出しは100冊、期間は60日を上限とし、無料で利用できる。新型コロナウイルスの感染予防に協力し、我慢を強いられている子どもたちに、施設や自宅で読書を楽しんでもらおうと企画した。

 県内の学校や保育所、放課後児童クラブなどが利用の対象。司書たちが選んだ「世界遺産」「昆虫」など66種類のテーマ別や、学年別の希望に応じて届ける。子どもは各施設から本を借り、自宅に持ち帰ることもできる。冊数は1回につき25、50、75、100冊を用意。貸出時と返却時の配送料は図書館が負担する。

 第1弾として中区の江波児童館放課後児童クラブに、「乗り物」がテーマの25冊と、小学校低学年向けの25冊の計50冊を届けた。居合わせた小学生9人はずらりと並ぶ本に大喜びし、早速、読みたい1冊を探した。新幹線の図鑑を選んだ江波小2年、松本哲弥君(7)は「初めて読む本で楽しい」と笑顔だった。

 通常の貸し出しは個人向けで1人最大10冊、3週間が基本。学校や市町の図書館にまとめて本を貸す制度はこれまでもあったが、放課後児童クラブなど幅広い対象に多く貸すのは初めてという。県立図書館総務課の友石泰二課長は「多くの施設で子どもの学習支援に役立てもらいたい」と利用を呼び掛けている。

 県立図書館は新型コロナの感染予防で3月14日から臨時休館し、今月12日に再開した。26日には閲覧席の利用を解禁し、通常の4分の1の49席を用意している。総務課Tel082(241)4970=月曜休館。(久保友美恵) 

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