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【ここに注意!新型コロナ】「治った」のに…再陽性 中国地方2%

2020/5/28 22:51

 新型コロナウイルス感染症は、治ったはずなのに再び症状が出て、検査で陽性になる例が全国で相次いでいる。中国地方では、27日までに感染が確認された251人のうち5人(2・0%)が再陽性となった。2度目の感染か。それともウイルスが体に残っていたのか。

 ▽ウイルスぶり返す?死んだ遺伝子検出も

 再陽性の原因はまだはっきりしていないが、広島大病院検査部の横崎典哉部長は「かぜがぶり返すように、いったん検出できない程度に減ったウイルスが、再び活性化したとも考えられる」と語る。感染者の比較的少ない広島県などでは、同じ人が2度感染する可能性は極めて低いとみる。そもそもウイルスが変異しない限り、再び感染することは考えにくいとする見方もある。

 PCR検査はウイルス量が少ないと「陽性」にはならない。入院患者は通常、2回連続で陰性が出ると退院になる。退院時に肺などにウイルスが残っていても、綿棒で拭った喉の奥にはウイルスがない―。そういうときにも検査で陰性になるとみられる。

 長い入院・療養後の生活や仕事復帰などで疲れると、残っていたウイルスの勢いが増すことも考えられるという。厚生労働省は、退院後4週間は毎日体温測定して発熱を確認したり、手洗いやせきエチケットを徹底したりすることを求める。横崎部長は「退院してもしばらくは、自分の体をいたわって過ごしてほしい」と呼び掛ける。

 広島大大学院の坂口剛正教授(ウイルス学)は「死んだ(不活性化した)ウイルスの遺伝子を検出した可能性もある」と指摘する。遺伝子を見ているPCR検査では、死んだウイルスの遺伝子でも陽性と出る。症状の治まった人が2回連続で陰性が出ずにずっと退院できないこともあるが、それもこのためと推測する。このほか、検査時の検体の取り方によって結果が左右される可能性もある。

 再陽性の人には感染力がないという解釈も出てきた。韓国の保健当局は18日、再陽性の人について、ほかの人にうつす恐れはないと判断し、2週間の自宅待機などの措置を取りやめた。(衣川圭) 

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