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原爆資料館の準備状況公開 1日再開、広島市

2020/5/29 22:55
タッチパネル前に置かれた消毒液。パネルに触れるのは手の消毒後にするよう呼び掛けている

タッチパネル前に置かれた消毒液。パネルに触れるのは手の消毒後にするよう呼び掛けている

 広島市は29日、6月1日に再開する原爆資料館(中区)で、館内の新型コロナウイルスの感染予防対策と準備状況を公開した。入館者の密集や密接を避けるため、人数を制限する整理券を発券したり、見学者同士の距離を保ってもらったりする対策を実演した。

 東館の南側入り口に発券機を用意し、入館者に整理券を受け取ってもらう。整理券は午前8時半から午後5時半までの間、30分刻みで100枚ずつを用意し、同じ時間帯に多くの人が入らないよう工夫する。

 発券機の前には職員が常駐し、ビニールシート越しに入館者へ整理券を渡す。受け取った入館者は、床の足形テープに沿ってほかの人と2メートルの間隔を空けながら進み、サーモグラフィーで検温して受付に向かう。

 館内では、モニターでマスク着用やせきエチケットを呼び掛ける。原爆の開発や投下の歴史を紹介するタッチパネルはシートで覆い、触れる前後にアルコール消毒を促す。

 対策は、国や広島県のガイドラインを参考にした。市の稲田亜由美・被爆体験継承担当課長は「入館者の安全安心を確保し、1人でも多くの人に被爆の実態に触れてほしい」と話した。(新山創) 


この記事の写真

  • 入館者の制限で設置された整理券の発券機
  • 原爆資料館の入り口に設置されたサーモグラフィー(撮影・高橋洋史)
  • 体温計測などが行われる原爆資料館のエントランス
  • 入場券売り場前に張られた順番待ちの表示
  • 入館方法を示した看板づくりが進む
  • 消毒済みの札が付けられた貸し出し用車椅子
  • 利用者の距離を保つため、利用を制限したタッチパネル
  • テープなどで囲まれ、触れなくなった被爆資料
  • 被爆瓦などの実物資料に触れられる企画も休止になった
  • 距離を保つためにソファーに張られたバツ印

上記の写真をクリックすると拡大して表示されます。

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