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【#輪になれ広島】広響に支援続々 寄付620万円/激励の手紙・マスク

2020/6/2 22:47
寄贈された広響のロゴ入りマスクを手に感謝のメッセージを発信する蔵川さん(広響のフェイスブックから)

寄贈された広響のロゴ入りマスクを手に感謝のメッセージを発信する蔵川さん(広響のフェイスブックから)

 新型コロナウイルスの影響で公演が軒並み中止・延期となっている広島交響楽団に、ファンや企業から支援が続々と寄せられている。多額の寄付に加え、手紙や特製マスクにも温かいエールがこもる。公演の再開に向け自宅で練習に励む楽団員を勇気づけている。

 2月末から計33公演が中止・延期になり、厳しい運営を余儀なくされている広響。4月8日から受け付けた「広響応援募金」には5月末までに360件、約620万円が集まった。「生演奏が聴ける日が待ち遠しい」「大変でしょうが、頑張って」。手紙や差し入れの菓子も数十件に上る。社員に呼び掛けて募金を集めてくれた企業も。広響事務局は「かつてない状況の中、温かい気持ちが何よりうれしい」と感謝する。

 福山市の大江被服は、高い縫製技術を生かした布マスク300枚を寄贈した。ワンポイントの刺しゅうは、ハトをモチーフにした広響のロゴマーク。パリ・コレクションの作品を手掛ける同市の美希刺繍工芸があしらった。

 「立派なマスクで安心感がある。寄付もたくさん寄せていただき、感謝の気持ちでいっぱい」。コンサートミストレスの蔵川瑠美さん(33)は、寄贈されたマスクを手にしたメッセージ動画を広響のフェイスブックで公開した。「みなさんの気持ちに応えられるよう、一丸となって頑張りたい」(西村文) 

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