地域ニュース

【#輪になれ広島】広響、再開へ一歩 26日無観客コン、来月定演

2020/6/8 23:01
下野さんが指揮した2月21日の広響定期演奏会。これ以降の定演はコロナの影響で中止・延期になった(広島市中区)

下野さんが指揮した2月21日の広響定期演奏会。これ以降の定演はコロナの影響で中止・延期になった(広島市中区)

 新型コロナウイルスの影響で活動休止を余儀なくされている広島交響楽団が、公演再開に向けて一歩を踏み出す。まずは今月に無観客コンサートを実施し、7月には約5カ月ぶりとなる定期演奏会を「3密」にならない新しい形で開く。

 無観客コンサートは今月26日、もともと予定していた「ディスカバリー・シリーズ」を演奏する。下野竜也・音楽総監督の指揮で、ベートーベンの交響曲第5番「運命」など3曲。インターネットを通じ無料で生配信する予定でいる。

 2月末以降、計33公演が中止・延期に。窮状を知ったファンから多額の寄付や激励が寄せられた。下野さんは「(運命は)世界で最も演奏されている曲だが、今回は広響にとって忘れられない経験になるだろう。音楽をお届けできることに一同、感謝したい」とのメッセージを寄せた。

 7月定演は17日午後6時45時から、広島市中区の広島文化学園HBGホールでプログラムの一部を変更して開催。チケットは、満席の半数に当たる約900席を販売し、ステージを広げて楽団員同士の距離を保つなどの対策も講じる。6月10日から会員向けに先行発売、18日から一般発売。広響事務局Tel082(532)3080。(西村文) 

関連記事「【#輪になれ広島】広響に支援続々 寄付620万円/激励の手紙・マスク」

関連記事「【灯を消さない コロナ禍と文化】寄稿<上>部谷京子 映画現場、新たな形模索」

関連記事「【灯を消さない コロナ禍と文化】寄稿<中>能登原由美 演奏の動画配信に活路」

関連記事「【灯を消さない コロナ禍と文化】寄稿<下> 作田忠司 ホールの役割、再認識を」

関連記事「【灯を消さない コロナ禍と文化】クラシック、動画で浸る 広響など各地のオケ、過去の主な公演を無料配信」

  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

同じ日のニュースの記事
一覧