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元広島県議長・奥原氏は200万円受領 安芸高田市長60万円【動画】

2020/6/24 23:59

奥原信也県議

 昨年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で元広島県議会議長の奥原信也県議(77)=呉市=が、河井克行、案里両容疑者から3回にわたり計200万円を受領していたことが24日、分かった。参院選当時は県議だった安芸高田市の児玉浩市長(57)も計60万円を受け取っていたことが判明。いずれも両容疑者の逮捕容疑で現金を受け取ったとされる94人のうちの1人で、奥原氏は最高額とみられる。

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 20万円の受け取りを認めて4月に辞職した広島県安芸太田町の小坂真治前町長(71)も94人に含まれていることも分かった。買収事件は県議会の重鎮や自治体トップに相次ぎ波及し、地元政界への影響は深刻さを増している。

 奥原氏によると、案里容疑者が昨年3月に自民党の公認候補に決定した後、克行容疑者が4月上旬に50万円、6月下旬に100万円を持参。案里容疑者も5月下旬に50万円を持ってきた。いずれも奥原氏の呉市の事務所に持参したという。受け取った計200万円のうち50万円は使い、150万円は自身の政党支部に対する寄付として扱う手続きをしたという。24日、中国新聞の取材に答えた。

 奥原氏は県議会棟で報道陣に対し「将来的には進退を含めて考えないといけない」と説明。「誠に申し訳なく思っている。反省している」などと述べた。

 奥原氏は当選12回。89年12月〜91年4月に議長、2002年3月〜10年2月に自民党県連幹事長を務めた。河井夫妻の買収疑惑が発覚した当初の取材では現金授受を否定していた。

 一方、児玉氏は24日、安芸高田市役所で報道陣の取材に、克行容疑者から2回にわたり30万円ずつ計60万円を受け取っていたことを認め、謝罪した。

 1回目は、昨年3月末に県議選で無投票当選をした直後とし「当選祝いの意味合いと思って受け取った」と釈明した。2回目については「買収行為と思い、預かった後に何度かにわたって角が立たないように返した」と説明。授受の時期は明らかにせず、進退についても答えなかった。

 児玉氏は県議選に6回連続当選。参院選当時は副議長を務めていたが今年2月に県議を辞職。4月の市長選に立ち、無投票で初当選した。これまでの取材では現金授受を否定していた。

 克行容疑者は昨年3月下旬〜同8月上旬ごろ、94人に票の取りまとめなどを依頼し、計約2570万円を渡したとして公選法違反容疑で逮捕された。このうち5人に対しては案里容疑者と共謀したとされる。94人について検察当局は人数以外は明らかにしていない。

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