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児玉安芸高田市長、続投の意向 26日に記者会見

2020/6/25 23:24

児玉浩市長

 昨年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、逮捕された前法相の河井克行容疑者(57)=衆院広島3区=から広島県議時代に60万円を受け取った安芸高田市の児玉浩市長(57)が、辞職しない意向を関係者に伝えたことが25日、分かった。26日に開く記者会見で表明する見通し。

 関係者によると、現時点で検察が現金を受け取った側の処分を決めていないことを踏まえ、判断したとみられる。自身の意向で広島県職員を2人目の副市長として起用する人事案件が進んでいることなども考慮し続投を決意したもようだ。

 児玉市長は中国新聞の取材に対し、続投の意思については明言を避けた上で「26日に市議会に報告した後、記者会見で説明する」と話した。

 児玉市長は4月の市長選に立候補した際などの取材では、参院選で自民党県連の主流派が推した現職の溝手顕正氏を支援したなどとして、現金の受け取りを一貫して否定していた。しかし、今月24日に説明を一変。昨年3月に県議選で無投票当選した直後から2回にわたり、30万円ずつ受け取ったと認め、謝罪した。進退などについては、今月26日の市議会定例会閉会後に説明するとして答えなかった。

 児玉市長は、1999年の県議選高田郡選挙区(現安芸高田市選挙区)で初当選。6期連続当選し、2019年5月から副議長を務めた。今年2月に県議を辞職して同市長選に立ち、無投票で初当選した。

 今回の参院選での買収疑惑を巡っては、150万円を受け取ったと認めた三原市の天満祥典市長(73)が25日、30日付での辞職を表明。20万円の受け取りを認めた広島県安芸太田町の小坂真治前町長(71)も4月に辞職している。(和泉恵太)

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