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<エコノミークラス症候群を防ぐには>20分の散歩や屈伸 水分1日1〜1・5リットル

2020/6/26 15:19

 感染リスクを考慮し、車中泊をする避難者が増える可能性がある。ただ、車中泊はエコノミークラス症候群を発症するリスクをはらんでいる。日本赤十字広島看護大の渡邊智恵教授(災害看護学)は「リスクをきちんと理解し、適度な運動で予防を」と訴える。

 同じ姿勢を続けていると静脈に血栓ができ、血液に乗って肺の血管を詰まらせると、呼吸困難や突然死を招くエコノミークラス症候群。2016年の熊本地震では、車中泊をした被災者が相次いで発症した。

 予防のため心掛けたいのは足の運動。1日20分を目標に、意識してウオーキングなどで体を動かしたい。座席に座ったままでも、足の指を床につけ、かかとだけを繰り返し上げ下げする運動のほか、ふくらはぎをもむだけでも効果があるという。座席を倒し、足を伸ばして過ごすことも有効だ。

 水分補給も欠かせない。避難時はトイレに行く回数を減らそうと飲み物を控える人がいるが、水分は血栓ができるリスクを下げる。渡邊教授は「1日当たり500ミリリットルのペットボトル2〜3本を目安に飲むようにしたい」と助言する。


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