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芙美子しのび交流30回 尾道で「あじさいき」

2020/6/28 21:37
芙美子像(手前)にアジサイを献花する参加者

芙美子像(手前)にアジサイを献花する参加者

 尾道市ゆかりの作家林芙美子(1903〜51年)をしのぶ「あじさいき」が28日、同市東御所町の芙美子像周辺であった。ちょうど30回になる今年も市民らがアジサイを像に手向けた。

 主催する市民グループ「あじさいの会」のメンバーたちが献花し、同会代表の〓谷倫子さん(70)=同市西則末町=が仲間とフルートで「ふるさと」を奏でた。新型コロナウイルスの影響もあり、芙美子の母校土堂小や尾道東高(旧県立尾道高等女学校)の後輩たちによる朗読や演奏は中止した。

 1991年に芙美子研究家の故池田康子さんが〓谷さんらを誘って始めた。94年には「放浪記」で芙美子を演じ続けた森光子さんも訪れた。司会などで長年参加した竹中千秋さん(72)=三原市糸崎=は「作品の魅力や芙美子の人物像を市民に伝えた池田さんの熱意が思い起こされる」とほほ笑んだ。

 商店街関係者らによる顕彰会もこの日、設立総会を開催。市が所有する芙美子の遺品を、9月20日に改装オープン予定の「おのみち林芙美子記念館」(土堂)で展示し、調査研究などで全国の博物館と連携することを確認した。(田中謙太郎) 

【お断り】〓は「崎」のつくりの部分が「竒」となる漢字ですが、JISコードにないため表示できません。

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