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三原市長が辞職、克行容疑者から現金受領

2020/6/30

市議会本会議で謝罪する天満市長

 昨年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件を巡り、現金受領を認めた三原市の天満祥典市長(73)が30日、辞職した。市議会が臨時会を開き、同日付での辞職に同意。23日の定例会本会議で「現金授受はない」と偽って発言した天満氏への抗議決議案も、賛成多数で可決した。

 特集「河井前法相夫妻買収事件」

 30日の本会議では「一身上の都合」とする退職申し出書が代読された後、天満氏が「市民に不信感を与えた」と謝罪。公選法違反の疑いで逮捕された前法相の河井克行容疑者(57)からの現金150万円の受領について、「申し出を断れなかった。西日本豪雨や新型コロナウイルスの対策を最優先に考え、政治空白をつくれば対策が遅れるとの懸念から言い出せなかった」と釈明した。

 天満氏は25日の記者会見で受領を認めるまで、ほぼ一貫して否定してきた。30日の本会議では、受領の場所や経緯を追及されたが、「職を辞して責任を取る」「捜査中で詳細は答えられない」などと繰り返した。抗議決議案は、議長を除く24人のうち18人が賛成、6人が反対した。

 天満氏の辞職に伴う市長選は8月2日告示、9日投開票となる。(馬場洋太)

【天満祥典三原市長 発言の変遷】動画付き
「現金授受はない。固く約束する」(3月31日)

「政治生命を懸けて授受はないのか」との問いに「ない」(6月23日)

「受け取りを秘密にする(克行容疑者との)約束を守るためだった」(6月25日、受領を認める)


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