地域ニュース

届け声援、コイ党熱く カープ地元開幕、飲食店では3密対策

2020/7/4
スポーツバーで地元開幕戦を楽しむカープファン=広島市南区(撮影・田中慎二)

スポーツバーで地元開幕戦を楽しむカープファン=広島市南区(撮影・田中慎二)

 広島東洋カープの地元開幕戦があった4日、広島の街は活気づいた。新型コロナウイルス感染拡大のため約3カ月遅れたプロ野球の開幕から、さらに2週間遅れの地元初戦。無観客ながら本拠地マツダスタジアム(広島市南区)で躍動するナインに、ファンたちは球場へ届けとばかりに、思い思いの場所から熱い声援を送った。

【写真特集】お帰りカープ


 球場近くのスポーツバー。感染防止のため通常の半分の50席にした店内にカープのユニホーム姿のファンが集結。大型スクリーンに映る試合に見入った。

 5点を追う六回、鈴木誠也外野手のタイムリーヒットが飛び出すと一斉に万歳。天然芝のグラウンドを駆ける選手の姿に、会社員久津間利恵さん(48)=南区=は「ようやくプロ野球が始まった感じ。早く球場で声援を送りたい」。

 本通り商店街(中区)では、文具や食器販売、飲食など約10店が5日まで応援キャンペーンを展開。ユニホームや応援グッズを身に着けて来店した人は割引サービスなどを受けられる。

 試合開始前、父親と一緒に名産品販売店をユニホーム姿で訪れた神崎小4年黒木慶一郎君(9)=中区=は「無観客だから、いつもよりいっぱい応援しないと選手に届かない」。プレゼントされた菓子を手に、テレビ観戦のため家路を急いだ。

 昨シーズンまで月1回は球場に駆け付けていたファンのグループ「鯉愛遊(こいあいゆう)会」の5人は、西区の居酒屋でテレビ観戦。そろいの赤い手作りマスクを着け、ハイタッチも手前で止めてプレーを見守った。

 この日の試合は敗れたが、リーダーの佐藤淳子さん(59)=安芸区=は「今年は野球を見られる幸せを感じながら、選手を精いっぱい盛り上げたい」と笑顔で語った。(城戸昭夫、山本祐司、木原由維) 

  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

同じ日のニュースの記事
一覧