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広島県内、大雨で土砂崩れや冠水 休校や授業打ち切り

2020/7/6
大雨の影響でのり面が崩れた民家の裏庭(6日午前10時25分、広島市東区戸坂くるめ木1丁目)

大雨の影響でのり面が崩れた民家の裏庭(6日午前10時25分、広島市東区戸坂くるめ木1丁目)

 5日夜から降り続いた大雨の影響で6日、広島市内や近郊で土砂崩れや冠水などの被害が相次いだ。広島県内の公立小中高校などは広島市など4市の89校が休校し、13市町の計202校が授業を打ち切った。

 6日未明、広島市東区戸坂くるめ木で、民家の裏庭のブロック塀と石垣が高さ約3メートル、幅約8メートルにわたって崩れた。住人の男性(49)は「ドーンと車が衝突したような音がし、外に出ると崩れていた。これからまだ雨が降りそうなので心配だ」と表情を曇らせた。

 府中町では午後3時45分ごろ、八幡2丁目の町道ののり面が崩れていると住民から町に連絡があった。町は崩れた幅約1メートル、高さ約4メートルにブルーシートを掛けて応急処置した。同4時5分ごろには、桜ケ丘で住宅の裏山が崩れているとの連絡が町に入った。いずれもけが人はいないという。

 河川の護岸も一部で崩れた。午後2時20分ごろ、東区馬木2丁目の大谷川で左岸に積まれた土のうが流された。県西部建設事務所によると、現場は2年前の西日本豪雨で崩れ、復旧工事までの応急措置として土のうを設置していた。同事務所は「水位が引いて安全が確認でき次第、再び土のうを積んで復旧工事に当たる」としている。

 県警によると、午後6時15分現在、県内では国道、県道、高速道路の計44カ所が通行止め。大半は雨量が規制値に達したためという。のり面崩落や道路冠水などで約30件の通報が入っている。

 県教委のまとめでは、休校したのは小学校が広島市内の60校、中学校が同市内の23校、高校は広島、呉、廿日市、尾道市の計5校、特別支援学校は広島市内の1校。授業の打ち切りは県西部を中心に小学校129校、中学校36校、高校34校、特別支援学校3校に上った。私立校も9校が休校し、36校が授業を打ち切った。

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