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みかじめ料授受で広島県警が初摘発 組員とデリヘル経営者

2020/7/6 22:03

 広島市中区の歓楽街、流川・薬研堀地区での性風俗店の営業に絡み、みかじめ料を授受したとして、広島県警捜査4課と広島東署は6日までに広島市中区西平塚町、指定暴力団共政会正木組組員中山国彦(51)と同市西区古江西町、会社役員加川将之(39)の両容疑者を県暴力団排除条例違反の疑いで逮捕した。みかじめ料の授受に対し、組員と店側の双方の罰則を規定した改正条例が4月に施行されて以降、初の摘発となった。

 逮捕容疑は、中山容疑者は6月25日、デリバリーヘルス店を営む加川容疑者から、暴力団排除特別強化地域の流川・薬研堀地区で営業を容認する対価として中区舟入幸町の路上で現金11万円を受け取り、加川容疑者は支払った疑い。

 同課によると、第三者から情報提供があり、捜査員が同日夜に授受の現場を確認し、11万円を押収した。中山容疑者は「今は言いたくない」、加川容疑者は「払ったのは間違いない」と供述しているという。

 同課によると、加川容疑者は複数のデリヘル店を経営。数年前から中山容疑者との間でみかじめ料の授受があり、毎月計11万円を渡していたという。

 4月施行の改正県暴力団排除条例は、指定暴力団3団体の傘下組事務所がある流川・薬研堀地区と福山市の松浜地区、尾道市の新開地区を暴力団排除特別強化地域に指定。地域内でのみかじめ料の授受を禁じる。罰則は1年以下の懲役または50万円以下の罰金。店側が組員にもめ事を解決してもらうなどの「用心棒の役務の提供」も対象となる。自主的に申告した店に罰則を減免する規定もある。

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