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求む「あおり運転」情報 広島県警、厳罰化受け専用サイト

2020/7/9

 あおり運転を厳罰化する改正道交法が6月末に施行されたのを受け、広島県警は被害者や目撃者から幅広く情報を募る専用サイト「あおりBOX」を開設した。車間距離を縮めてきたり、急に割り込んだりするなどの危険な車を素早く把握し、摘発や啓発につなげる狙い。

 県警ホームページ(HP)のトップページの「求む!情報!」をクリックすればアクセスできる。あおり運転の被害者や目撃者は名前や連絡先、状況、スマートフォンやドライブレコーダーで撮った動画の有無などを入力し、送信する。情報提供を受けた県警側は、事故捜査に当たる交通指導課や各警察署が情報提供者と連絡を取り、捜査を始める。寄せられた情報を分析して抑止対策にも活用する。

 改正道交法はあおり運転を「妨害運転」と規定。他の車の通行を妨げる目的での逆走、急ブレーキ、車間距離不保持、急な車線変更、幅寄せ・蛇行、高速道路上の低速走行などの10行為を対象とする。罰則は最高で5年以下の懲役または100万円以下の罰金。今月2日には危険運転の適用範囲を広げた改正自動車運転処罰法も施行され、二つの法律で悪質運転に歯止めをかける。

 同課によると県内では昨年、あおり運転に適用されるケースが多い車間距離保持義務違反での道交法違反容疑の摘発は291件だった。同課の松本啓司次席は「あおり運転を排除するために情報を寄せてほしい」と呼び掛けている。(山崎雄一)

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