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映画で浸る日本の麦酒史 広島のビールスタンド店主重富さん、東京で上映会 ゆかりの地巡り制作(2019年2月2日掲載)

2020/7/16 9:40
自ら制作した映画「日本の麦酒歴史」の上映会であいさつする重富さん(右)=撮影・浜岡学

自ら制作した映画「日本の麦酒歴史」の上映会であいさつする重富さん(右)=撮影・浜岡学

 広島市中区の「ビールスタンド重富」店主の重富寛さん(56)が、日本のビール造りの源流をたどって全国各地を訪れた活動を記録した映画「日本の麦酒歴史(ビールヒストリー)」を制作した。東京都内で1日、上映会を開いた。

 映画は、2016年から2年がかりで制作。明治時代に日本で初めて北海道の開拓使が建てた札幌市のビール醸造所の跡地や、当時の醸造技術者の出身地である新潟県長岡市、野生のホップが見つかった北海道岩内町など、ゆかりの地を重富さんが訪ねた旅のドキュメンタリーとなっている。

 ロケをした27カ所は、サッポロビール文化広報顧問の端田晶さん(63)の著作を基に選んだ。映画では、ビール醸造が始まった北海道で重富さんが「ビール造りに、多くの人の思いが注ぎ込まれていると感じた」と語っている。

 重富さんは、祖父の代から営む酒店内に立ち飲みスタンドを設置。再現した昭和初期のサーバーを使って出すビールの味わいが全国的にも知られる。仕事で携わり続けてきたビールの歴史を知ろうと、自ら映画制作を企画。大学で映画作りを学んだ長女美空さん(23)たちが撮影・編集し、50分の作品にまとめた。

 この日の上映会には約140人が来場し、観賞後に重富さんが注いだビールを味わった。東京都墨田区のライター須田慶之さん(33)は「日本のビールの歴史を学ぶいい機会になった」と話していた。(桑原正敏)

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