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【重富寛さんコラム】泡と人の向こう側<6> 復興夢見て醸造を再開(2017年8月4日掲載)

2020/7/16 16:11
被爆から4カ月後に仮営業にこぎ着けたキリンビアホール。復興を一杯のビールが支えた(米国国立公文書館所蔵)

被爆から4カ月後に仮営業にこぎ着けたキリンビアホール。復興を一杯のビールが支えた(米国国立公文書館所蔵)

 巡り来る72回目の8月6日、私は東京・銀座にいます。広島県のアンテナショップTAU(タウ)で生ビールを注ぐのです。おそらく特別な思いを胸に抱きながら…。今回は広島とビール、そして復興について紹介します。

 祖母は被爆者。ただ惨状を多くは語ろうとしませんでした。言葉にしたのは60年後、私の娘に対してでした。あまりに深い傷だからこそ、それほどの時が必要だったのかも知れません。

 ただ、広島の市民はまた、惨禍から立ち上がった勇気ある人々でもあります。本通りのパルコ本館(広島市中区)の西側壁に「キリンビアホールの壁」が残っているのをご存じですか?
(ここまで 271文字/記事全文 1259文字)

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