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【重富寛さんコラム】泡と人の向こう側<11> サーバー携え全国飛び回る(2017年11月17日掲載)

2020/7/16 19:35
那覇市のイベントでビールを注ぐ重富さん(2017年11月5日)

那覇市のイベントでビールを注ぐ重富さん(2017年11月5日)

 私の好きなシンガー・ソングライターの一人が浜田省吾さん。「僕と彼女と週末に」を初めて聞いた時の衝撃は今も忘れませんし、PTA会長時代には「I am a father」を聴きながら、広島市の父親委員会の構想を練りました。2015年発売のアルバムタイトルが「旅するソングライター」。今回はそれにならい、旅するスイングカランのお話です。

 そもそも持ち運び用のカランを造るきっかけになったのは4年前。週末、同じ顔触れのメンバーがスタンドに来られるのです。話題は酒業界風。当初は「どちらの関係で?」と聞く勇気もなく。そして3度目のご来店でしたか、「実は僕たちビールを醸造しているんです」と明かしてくれたのです。

 聞くと、東広島市の酒類総合研究所で3年に1度、1カ月ほど続く、ビール醸造の研修会に来られているのだそう。全国の若い醸造家たちが自主勉強として当店を訪ねてくださっていたのです。前回紹介した大阪の老舗ビアホールのバイト君たちのように、私ができるさまざまな注ぎ方を試してもらいました。

 1時間ほどの試飲会でしたが、終了間際に、青森の青年が「今度僕が造ったビールのたるを送るので、注いでもらえませんか?」と。間髪入れず私は答えてしまいました。「僕がサーバーを担いで注ぎに行くよ!」と。ああ…。
(ここまで 544文字/記事全文 1275文字)

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