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【重富寛さんコラム】泡と人の向こう側<18> 「同樽飲友」でつながる笑顔(2018年4月13日掲載)

2020/7/16 20:49
初対面でもビールの周りには笑顔がはじける

初対面でもビールの周りには笑顔がはじける

 このコラムを書き始めて、ちょうど1年になります。長いお付き合いをありがとうございます。残り3回です。ホッとするような、ちょっと寂しい気もしています。

 今年の2月末から3月にかけて、札幌冬のビアフェスに始まり、東京でのイベント3カ所。そして鹿児島の重富でビールを注がせていただきました。札幌では最高気温が氷点下2度でしたが、鹿児島では20度近くまで上がりました。日本の広さを感じた1カ月でした。そしてビールを飲むのに、気温や場所は関係ないのだなと改めて強く感じます。

 日本縦断ビールを注ぐ旅をしながら、ビールを飲む方々の風景を眺めます。多くのお客さまがビールを飲みながら談笑されています。1人で来られた方も、グループで来られた方も、同じテーブルで、以前からの知り合いだったかのごとく楽しそうに会話が弾んでいます。どう考えても初対面のはずなのですが、帰るときには一緒に連れだってどこかに出掛けて行かれる方も多く見送りました。

 そんな中、ビールのウンチクを語っていたときに、ふと口をついて出た言葉があります。「ここにいる皆さんは同じ樽(たる)のビールを飲んだ仲間ですね」。誰もが大きくうなずかれました。自分で言うのもおこがましいですが、良い言葉だと感じます。ぜひ「同じ釜の飯」と同意語として広めてください。漢字四文字で書く場合は「同樽飲友」。
(ここまで 569文字/記事全文 1322文字)

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