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広島県が感染者情報5項目公表 年代や居住地など

2020/7/22
広島県庁

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 広島県は21日、新型コロナウイルス感染者の情報について公表する項目を定めた。感染拡大を防ぐ観点から年代、居住市町、症状、入院などの状況、他事例との関係の5項目は、感染者の意向にかかわらず明らかにする。ただ、性別、職業は対象外。行動履歴も原則、非公表とした。

 公表主体は保健所をそれぞれ持つ県、広島、呉、福山の3市。この日、県内の23市町と開いた新型コロナに関するウェブ会議で了承を得て、県の対策本部員会議で決定した。

 県は5項目を感染判明日に公表する。クラスター(感染者集団)が発生したり、不特定多数との接触が疑われたりする場合は個別に判断する。感染拡大の防止で必要なら、立ち寄った施設名も明らかにする。

 県ではこれまで、保健師が感染者から了解を得た項目だけを公表していた。このため感染者が中傷を恐れ、情報の公表にほとんど同意しない事例があった。

 一方、年代や居住地は県民に警戒を促すためにも公表すべきだとの声が強かった。これらを踏まえて、県民への情報提供と感染者の保護、調査の協力環境を整える観点などから、事前に公表項目を定めることにしたという。(宮野史康)

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