広島県議や事務局職員、全員陰性 石橋県議感染でPCR検査
2020/7/24 13:38
石橋林太郎広島県議(42)=自民議連、広島市安佐南区=が新型コロナウイルスに感染した事案で、県議会事務局は24日、全県議64人のうち51人と、事務局職員17人をPCR検査した結果、全員が陰性だったと発表した。
県庁で記者会見した中本隆志議長は「検査した全員の陰性が分かり、ほっとしている。新型コロナは身近なところに潜んでおり、誰もが感染する可能性があると痛感した。今後も消毒の励行など感染予防対策に取り組む」と説明した。
県議会事務局によると石橋氏は、市が22日に感染を公表した市内の飲食店経営者1人(性別や年代などは非公表)の濃厚接触者として同日にPCR検査を受け、陽性が判明。20日夜にこの店を訪れていた。症状はなく、23日に入院した。
石橋氏は21日に県議会棟へ登庁していたため、県議会事務局は23日、同じ日に登庁するなどしていた県議51人と、事務局職員17人をPCR検査した。このうち19人(県議16人、事務局職員3人)の陰性は、23日夜に公表していた。
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