雲南市職員2人が新たに感染、22日発表の50代職員の接触者 島根県内28人に【動画】
島根県は24日、雲南市職員の男性2人が新たに新型コロナウイルスに感染していたと発表した。いずれも同市在住で、うち一人は発熱し、もう一人は無症状という。県内での感染確認は計28人となった。
2人は、22日に感染を発表した同市職員の50代男性の接触者で、同じ市役所3階に勤務している。速水雄一市長は会見で、PCR検査を本庁舎に勤務する職員全員に広げて実施する方針とし、結果が判明するまで不要不急の外出を控えるよう指示したと明らかにした。27日は市役所本庁舎を全館閉庁とする。
今後の検査対象は約300人。速水市長は、職員計3人が感染したことで「市民の皆さまに重ねて不安を与え、大変心配をお掛けてしている」と述べた。一方で、クラスター(感染者集団)の発生にまで広がる恐れについては、ある程度の感染経路が検討できるとして「可能性はないのではないかと思う」とした。
また、発熱した男性職員が15日に微熱の症状が始まっていたことを確認した。丸山達也知事は会見で「発症した可能性のある2日前の13日以降に市役所3階を利用した人で、不安がある人は保健所に相談してほしい」と呼び掛け、幅広くPCR検査をする方針を説明した。
今回新たに判明した2人ともに感染経路は分かっておらず、行動歴の調査を続ける。現時点で、発熱した男性職員は、15日の微熱を受けて医療機関2カ所を受診したことを確認した。持病の治療中で、発熱症状が出ることがあるため、これまでPCR検査を受けていなかったという。無症状の男性職員は、14日から15日にかけて大阪府、兵庫県に出張していた。
2人の年齢はいずれも非公表。丸山知事は「本人の特定につながる可能性が高いため」と理由を話した。
50代男性に関連し、職員82人を含む121人のPCR検査を終了。今回の職員2人を除いて全て陰性だった。
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