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【初公判】廿日市女子高生刺殺事件・検察側冒頭陳述要旨(2020年3月3日掲載)
【検察側冒頭陳述要旨】
事件は今から15年以上前の2004年10月5日に起きた。被告は前日に寝坊したことをきっかけに、当時勤めていた会社の寮を飛び出した。自暴自棄になってやりたいことをやりたいと思い、性行為の経験がなかったのでしてみたいと思った。
被告の性格上、ナンパができる性格ではないので、合意の上ですることは難しいと思い、相手を物色していた。たまたま、学校から帰宅中の北口聡美さんが自宅に入っていくのを見つけた。聡美さんは当時17歳で家族と同居していた。被告と面識はなかった。
被告は乱暴しようとし、離れに侵入。2階にいた聡美さんを折り畳みナイフで脅した。聡美さんが逃げたので追いかけた。1階で追い付き、逃げ出したことへの怒りや警察への通報を防ぐため、胸などを複数回刺し、首を切り裂くなどした。北口さんはほぼ即死だった。物音を聞きつけ、母屋から離れに来た(祖母の)ミチヨさんの腹などを刺して瀕死(ひんし)の重傷を負わせた。
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