• トップ >
  • トピックス >
  • ホテル150室を新規借り上げ 新型コロナ、広島県8月1日から

トピックス

ホテル150室を新規借り上げ 新型コロナ、広島県8月1日から

2020/7/29 12:07

 広島県内で今月に入って新型コロナウイルスの感染者が急増しているのを受けて、県は新たに県内のホテル1棟約150室を8月1日から借り上げる。軽症や無症状の人を受け入れる計画で、近くの住民には文書で知らせたという。入院ベッド(病床)に空きはあるが、医療態勢が切迫しないよう対策を打つ。

 複数の関係者によると、ホテルは県が事前に協力を取り付けた宿泊施設のうちの1棟で、近く契約する。感染者とスタッフの利用スペースを分ける作業があるため、受け入れは8月1日から数日先になる見通し。療養する感染者が特定されないようにホテル名は非公表とし、借り上げ期間は2カ月とする方針でいる。

 県によると、現在確保している病床数は266床。入院しているのは27日午後8時現在で59人のため、全体の77・8%が空いている。入院者には軽症者が多く、医師の判断でホテルに移る人も一定数いるとみられるため、医療態勢は切迫していないとしている。

 県は4月、広島市のホテルを1カ月間借り上げると契約したにもかかわらず、その後の2度の住民説明会で理解を得られず、一度も使わないまま賃料3960万円を払った経緯がある。

 今回は今月21日から地元住民に文書を配り、感染防止対策などを説明している。質問を受け付ける専用の電話窓口も開いた。住民説明会は開かず、個別に理解を求める構えだ。

 県は今後も感染者が増えれば、最大でホテル500室の確保を目指す。4月から感染者を受け入れていた別の県内のホテル(130室)との契約は今月20日に終了した。(宮野史康) 

関連記事「情報限定公表、理解を求める 新型コロナ、記者会見で広島知事」

関連記事「療養ホテル、契約切れへ 広島県、8月使用に向け交渉」

関連記事「【インサイド】広島県借り上げの1棟、未稼働で終了 軽症者用ホテル、活用に課題」

関連記事「医療体制、新型コロナ第2波に備え 広島県内」

関連記事「ゆっくり、ゆったりコロナ時代の旅 新しいエチケットで密避け楽しく」


  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

トピックスの最新記事
一覧