地域ニュース

被害者の父の供述調書要旨

2020/7/29 17:53

 13年半前に聡美を失いました。妹と弟の3人の子がいて「お姉ちゃん」と呼んでいた。夫婦にとって初めての子として生まれたことを忘れません。

 子どもをなかなか授からず、不妊治療をした。この腕に抱いてみたい。妻と努力をした。4年目に授かったのが命より大切な子だった。

 聡美という名前は聡明(そうめい)で美しい子にという願いを込めた。「やった! これが俺の子か!」と叫び出しそうになったことを今でも覚えている。どう抱いたらいいのか分からず、恐る恐る抱いたことを覚えている。うれしかった。本当にうれしかった。

 元気に育ってくれて生活も明るくなった。私は幸せでした。幸せな時を守ってやろうと思っていた。

 小学生の時は、はにかんで少し引っ込み思案。やっていけるかなという心配をよそに元気に育っていた。娘のこととなると心配で。妹、弟が生まれた。人生を幸せにしてくれた。宝を3人も授かることができた。3人の子の成長を見ながら「感謝している」「一生を懸けて守ってやろう」「この幸せがずっと続きますように」と思っていた。
(ここまで 447文字/記事全文 1390文字)

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